子ども医療費支給制度により家計の負担は減るのか?小児科医の負担とは?
2018/01/31
我が家の子供たちは4人いるが
現在、上2人の子供たちは小学生だけど病院にかかると大人と同じようにお金がかかる。
これがわが町では10月から
「乳幼児等医療費支給制度(新:子ども医療費支給制度)」が改正される。
要は小学生にも「子ども医療証」がもらえる。
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自己負担が3歳まで無料。これは今まで通り。
*末っ子長男は無料。
3歳以上小学校就学前は今までは無料だったが、月額600円。
ただし平成31年3月までは500円。
*三女は月額500円。
小学生は通院1,200円
入院は現在500円だが、月7日上限で無料になる。
*長女、次女は月額1,200円ずつかかる。
中学生は対象外で入院は小学生と同じ。
これは各自治体により多少違うので各自治体のホームページなどをご覧下さい。
この改正により出生から中学3年生までトータルで見ると、
子ども1人あたり平均で≒64,000円家庭の負担軽減になるそうだ。
本当か?
我が家の上2人は小学生なので、
1人、年にすると14,400円の負担になる。
確かに病気にかかると平気で5,000円ほどかかるので、
月額1,200円払うだけで通院が無料になるなら心理的不安も減る。
でもわが子たちはあまり病気にかからないので、
通院費にあまりお金はかからない。
実際に長女と次女は去年通院費に14,400円も払っていない・・・
確かにちょっと風邪ひいただけでは病院には連れて行っていない。
病院に連れて行くだけで、
冬だったらただの風邪が「インフルエンザもらって来た」なんてなり兼ねないからだ。
薬飲んで、一晩寝たら次の日には治って元気に学校に行くことがほとんどだ。
でもこれからはこの子ども医療証のおかげで
ちょっと風邪ひいただけで病院に行くことになるだろう。
だって月額1,200円も払ってるからね。
家にある市販薬飲んで寝ることはなくなるだろう。
だって市販薬買うのが勿体なくなるから。
病院から薬をもらって寝ることになるだろう。
*薬局も無料になるそうだ
これからは小児科には
「ちょっと風邪ひきました」
ぐらいの子供がわんさかいるかも知れない。
薬を貰いに行く人が増える気がする。
でも冬になってインフルエンザが流行ってるときなんかは大変かもしれない。
ちょっと風邪ひいたかもぐらいで病院に行くと
本当にインフルエンザもらいましたなんて子供が続出するかもしれない。
季節や流行によっては病院に行くのを控えたほうが良いだろう。
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でももしこうなってくると大変なのは小児科だ。
今まではこれぐらいで病院には来ないであろう子供がいっぱい通うことになる。
現在の小児科は子供数に対して非常に少ない。
地域にもよると思いますが。
医師不足なんて言われてるようだけど、
実際には医師が不足しているわけじゃなくて、
3Kな小児科医になりたい医者が減っているらしい。
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/special/67/index2.html
もし子供が小児科に殺到するようになれば、
ますます小児科医の負担が増えていくだろう。
負担が増えて診断がおろそかにになるなんてことになると元も子もない。
深刻な問題になりかねないだろう。
この改正により、
小児科医に給与が少しでも多く支払われて小児科医が増える見込みでもあるのだろうか・・・
小児科医の問題も深刻だろうから、
この問題もできるだけ改善してもらいたい。
あと産婦人科も。
今回のこの改正は
月額1,200円で上の子たちを医者に診てもらうことはできるが、
我が家にとっては家計の負担になるだろう。
気軽に病院に行けるようになるメリットはあるけれど。
子供が多ければ多いほど負担になるのではないだろうか。
家庭の子供の人数におおじて、負担額を減らしてくれると有難いんだが。